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<title>心、ひろがるブログ</title>
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 <description>ニフティ社会貢献プロジェクト</description>
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<title>Vol.23 橋本淳司　さん（後編）</title>
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<description>    実は危機にさらされている日本の水　その解決の途は？</description>
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<content:encoded>水問題が深刻な中国は国全体で水のスマート・ユースを推進し始めています。そしてその普及啓発方策として橋本さんの「水の授業」が活用されています。ダイナミックに動く中国がある一方で、日本は内的、外的な要因で本来豊かであるべき水がさまざまな危機にさらされていますが今ひとつ動きが悪い。持続可能な社会のためにも私たちは水問題をもっと知り、考えること、すなわち「水リテラシー」が必要だと橋本さんは主張されます。&lt;h3&gt;－－さて、最近、西日本を中心に山林での土砂災害の発生が相次いでいますね。森の一部がえぐられたように木がなくなっている映像を何度も見ますが、あのような災害も水の循環と関係がありますか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;大いにあります。現場はほとんどが手付かずの人工林だと思います。人工林というのはもともと手を加えなければ育たないんです。かつて日本では、枝が少ない真直ぐな材木を生産するためにスギやヒノキを密植してきた。本来は木の生長に応じて間伐される予定だったのが、国産木材の市場性の問題でそのまま放置されたんですね。人工林を見ると直径20 cmくらいの生育の止まった細い木ばかりです。こういう木だけで下草も生えていない森は水源となる水をしみこませることができないばかりか土砂崩れを防ぐための土をグリップする力もない。2009年8月に兵庫県で起きた土砂災害では人工林から立ち木がそのまま流されて川をふさいで、決壊して被害を大きくしたんですね。上流の森がもうちょっと元気だったら雨が降ってもしみこむ力があっただろうし、水を湧き出す力もあったでしょう。手入れをしていない人工林は森としての機能を果たすことができないんです。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－どのような状態の森が健全だといえるのでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;健全な森ではスギやヒノキなどの根は、ほかの広葉樹林の根や下草の根にがっちりと絡み合って、土や水が流れ出さないようになっているんです。土壌も違います。土を掘ってみると、泥の団子のようなものがいくつも出てきて、それが柔らかい土の間に点在しています。細かい土の上に山椒のようなものが散らばっている感じです。感触はふかふかでミミズや微生物など掘るとけっこう生き物が出てきます。逆に、荒れた森では土と土が硬くくっついていて生き物もあまり見られない。つまり、森というのは木だけではなく、森と土壌と生物とかもすべて含めて森なんですね。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－森が荒れていくと、私たちの水源としての水への影響はどうなのでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;よく富士の湧き水っていいますよね。富士山の伏流水は有名なおいしい水です。ところが、ある調査で、富士山の伏流水だと思っていた水が、ただ山肌を流れていただけの水だったということがわかったんです。これはどういうことなのか…、山が水を吸わなくなっているということなんです。本当は山に浸み込んで何年もかかって出て来るべき水なのですが、山にちょこっと溜まって浅く山肌を巡ってピュッと出ただけのろ過されていない水だったんですね。この問題は富士山周辺だけの問題ではないんです。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－ほかの国から羨ましがられるほど森と水に恵まれた日本がそのような状態だということは思いも寄らなかったのですが…。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;水の恩恵を持続的に受け続けるために&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23-photo5.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【水の恩恵を持続的に受け続けるために】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;日本は森が豊かで水が豊富だってみんな思っていますよね。日本に水があるというのは、森が豊かであるからで、僕もあたり前のように日本は森が豊かだ、という言葉を使ってしまうんですけれども、実際に行ってみると水源となるような森がものすごく荒れている現実があります。日本は本当にレイチェル・カーソン(＊)がいったような森になってしまっているんです。森が荒れると土砂も流れてしまうし、立ち木も流れてしまう。日本という国は山の高いところから海までの距離が短い、滑り台みたいな地形なんですが、今までは森に充分な保水力があることで水が溜められたんですね。日本各地の森の保水力がなくなってしまうと、富士山の山肌を水が駆け下るようなことがあちこちで起きるということが予想される訳です。それは日本にとっては、豊かだった水が減ってくるという渇水の問題と、洪水をもたらすという２つの面での危機になるということなのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;(＊) レイチェル・カーソン　アメリカ合衆国の生物学者(1907－1964）　海洋生物学者として&lt;br /&gt;　　　政府系機関に勤務する傍ら執筆活動を行う。1962年の『沈黙の春』は農薬類による&lt;br /&gt;　　　環境破壊の問題を告発した書として有名。 &lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－日本の水に関してはどうしても楽天的に考えがちなのですが、森の現状をお聞きし、日本の水事情もかなり心配になってきました。さて、話は変わりますが、橋本さんはお隣の中国でも水の授業を展開されているとお聞きしておりますが…。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;はい。１年半前から始まったＪＩＣＡのプロジェクトに、中国で節水循環型の都市づくりをしましょうというプロジェクトがあります。最初は日本の制度作りの専門家と技術の専門家が行っていましたが、僕は普及啓発活動の専門家として招かれました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－確か中国は水不足でけっこう大変な状況と聞いていますがどのくらいのレベルなのでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;鄭州（ていしゅう）市の小学校で行われた水の授業&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23-photo6.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【鄭州（ていしゅう）市の小学校で行われた水の授業】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;かなり厳しい状況です。特に北部は深刻です。昔から中国北部は慢性的に水が少ないのですが、中国を代表する河の一つである黄河でいうと、流域の水の使用量が増えた結果、ついに下流に水が来なくなる断流現象が起きているんですね。一方で北京市などは地下水を利用していますが、もう地下水利用だけでは持たなくなっている。中国は南水北調計画といって、長江（揚子江）の水を上流、中流、下流からそれぞれ取水して北部に送ろうという大規模な国家プロジェクトを始めていますが、それだと水の価格が今の10倍以上にもなってしまう。南水北調だけに頼っていると経済的に厳しいということで、再生水利用や雨水利用がものすごく進んできています。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－中国はドラスティックでスピーディに動いていくイメージがありますが、橋本さんが招聘されたということは、国民が水を利用する際の意識づけについても国として動いているということですね。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;手のひらを返すように方針が変わるのも早いです（笑）。実際に去年中国を訪問したときは、中国の節水モデルプロジェクトをやっている町のトップから、「教育は必要ないから技術をもってこい！」とか「日本の節水技術は今どうなっているのか？」とかいわれて、これは場違いなところに来てしまったなあと思っていたんです。ところが、何度か行っているうちに、中国側の考え方がずいぶん変わってきた。教育によって市民の水使用量を下げようという動きが起きてきました。これは、中国の水利部という日本の厚生労働省と国土交通省の水の分野を横断しているような省庁が動き始めたんですね。そしてその動きは今や日本より盛んになってしまったかもしれません。中国では節水というと単に使う水を節約するだけではなく水全体を賢く使うこと、いわゆるスマート・ユースのことを指すのですが、「節水リーダー」を各都市に育てて普及啓発しようという計画なんです。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－その「節水リーダー」が水の授業を展開をされているのですか？&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;中国で誕生した２２名の節水リーダー&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23-photo7.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【中国で誕生した２２名の節水リーダー】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;そうです。中国の水利部と日本の文科省にあたるところが一緒になって、学校で水教育をやりたいということになり、今年の１月に本格的にプロジェクトが始動しました。僕が、北京市など3つのモデル都市の小学校で授業をした後、それぞれの都市の節水リーダー候補者たちに実際の授業のやり方を教えました。そして、この５月に中国初の節水リーダー22人が誕生して彼らが水の授業の活動を始めています。また半年くらい経った頃にフォローアップに行く予定です。中国で気付いたことですが、中国とひとことでいっても、ある一つの省が日本と同じくらいの面積と人口を持っているので、省によって文化的なものも違うし水の問題も違う。ですからカリキュラムは、基本的な柱は同じですが、それぞれの都市の事情に合うように内容をカスタマイズしました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－失礼ながら私が抱く中国のイメージはあまり環境に配慮せずに水を大量取水、大量排水する国だったのですがどうも誤解していたようです。２１世紀的な水の利用に関しては日本より中国の方が進んでいきそうですね。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;北京市に水を供給している「官庁ダム」&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23-photo8.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【北京市に水を供給している「官庁ダム」】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;恐らく進んでいくでしょう。この間も中国で海水淡水化の話が出たときに、彼らは、あれはエネルギーコストも高いし大量の産業廃棄物が出るからやらない、といっていたのに驚かされました。つい最近までは「水が欲しいからどんどんやれっ！」という雰囲気だったんですけど…。コスト意識や環境意識も出てきて中国も急速に何かが変わりつつあるという印象があります。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－国の機動力を感じますね。それに比べて日本はのんびりしているというか…。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;中国は組織と仕組みとお金の流れがピタッと決まると一丸となって動き出します。一方、日本は、ある特定の小さなゾーンの中でも役所が違うために別々に管理したり動いたりしているんです。さっきお話した森の保全の役割も今は林野庁がやろうとしていますが、あそこはもともと林業を活性化する役目を持っているので本来の仕事とはちょっと外れているんですね。環境省も動きにくいし林野庁も動きにくい、狭間の仕事みたいになってしまっている。国土の保全という大切な仕事なのに、みんなが尻ごみしている状態です。今の体制ではトータルでいろいろな課題を見る視点を持っていても、関係省庁が連携するのはなかなか難しい問題です。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－なんとか解決する方策はないのでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;僕も政治家の方の勉強会とかに呼ばれたときには、水をめぐってどういう問題があるかという話をしています。例えば、日本の森が他国に買われてしまう危険性であるとか、このままだと森が荒廃してしまう、など…、そしてそれらはどういう法律を作れば予防できるかというような話もよくしています。僕たちは、なるべくそういう課題を見つけて主張して世論を作っていくことが大切なんだと思います。世論を作れば国も対応せざるを得ないと思います。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－行政をしっかり見て主張する、そのためにももっと森や水のことを学んで、考えを深めないとならないですね。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;実は、日本には、他にもいろいろな水問題が山積しています。今日は詳しくお話ししませんでしたが、全国の水道事業の経営は危ない状態にあります。今後は水道料金の値上げや外資系企業に水道事業の一部を委託するようなケースが増えていくでしょう。また、日本では不動産売買によって水利用の権利も簡単に取得することができるので、水源の森が外国企業に狙われている。グローバル化の流れの中で日本の水はもう日本人だけのものではなくなりつつあるんです。これらの課題を乗り越えるためにも、自分たちの水がどのような状況に置かれて、私たちが水の恩恵を持続的に受け続けるためにはどうしたらよいかを考えるための「水リテラシー」を一人ひとりが身に付けることが大事なんだと思います。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－なるほど、ぼんやりと構えていると私たち日本人もいずれ水に困る国になってしまう、そんな怖さを感じます。最後に、橋本さんの今後の活動のご計画などをお教えください。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;今、やってみたいことが２つあります。ひとつは、世界のいろいろな水の困りごとを集めてみたいということです。水の問題に貢献したいという人が多いのですが、実際に細かなニーズが分かっていないために場違いなものを提供してしまうことがよくあります。対象となる人々が何に困っているのかが分かり、貢献が失敗に終わらないような情報収集と集約の仕組みを作ろうかなと思っています。もう一つは、歴史とか博物学とか考古学をやっている人たちと水具（すいぐ）の百科事典みたいなものを作ってみたいなと思っています。都市型の最新のテクノロジーに頼らなくても、発展途上国や都市でないところでも使える道具、いわゆる水具があると思うんですね。これまでの世界の中での水具、歴史上の水具の中には何か使えるものがあるかもしれない。そういうものを集めてみたいと考えています。さらにいうと、クリエーターとかデザイナーとかそういう人と困りごとを解決するような水具を作ってみたいですね。発想とデザインの力で解決できるものも必ずあると思います。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;－－さらに一歩前進されるという感じですね。世界の水問題解決のために、また日本の水を守るためにも、ますますご活躍されることをご期待申し上げます。本日はどうもありがとうございました。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;entry-body-text&quot; style=&quot;BACKGROUND-COLOR: rgb(255,255,206)&quot;&gt;&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今まで日本は豊かな森と水に恵まれているからとりあえず安心、と考えていましたが日本の水が置かれた危機的な状況は予想を上回るものがありました。私たちは大切な日本の水を守るために、水のスマート・ユースに留意することはもちろん、社会や経済の動きの中で水に関する項目にセンシティブになり自分の考えを持ち主張すべきことは主張していくといった姿勢が必要なのでしょう。橋本さん、貴重なお話をありがとうございました。&lt;/p&gt;

&lt;p class=&quot;more&quot;&gt;ｂｙ ニフティ「想い伝え隊」岡本、宮坂&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div id=&quot;PR&quot;&gt;&lt;h3&gt;&lt;img height=&quot;35&quot; alt=&quot;「橋本淳司」さんからのお知らせ&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23_pr_ttl.gif&quot; width=&quot;500&quot; /&gt;&lt;/h3&gt;

&lt;h3&gt;テレビ放映&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●『とことんハテナ』&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;8月29日(土）18:30よりテレビ東京系『とことんハテナ』に橋本淳司さんが出演されます。&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.tv-tokyo.co.jp/tokoton/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.tv-tokyo.co.jp/tokoton/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;h3&gt;関連サイトの紹介&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●「みずのがっこう」&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;橋本淳司さんが副校長をつとめる「みずのがっこう」（Think the Earthプロジェクト主催）&lt;br /&gt;からのお知らせです。&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.thinktheearth.net/jp/waterplanet/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.thinktheearth.net/jp/waterplanet/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●アクアスフィア　橋本淳司事務所のホームページ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.aqua-sphere.net/index.html&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.aqua-sphere.net/index.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;関連書籍の紹介&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;橋本さんの著書をご紹介します&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03267976?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;６７億人の水 「争奪」から「持続可能」へ&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23_book1.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03267976?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;６７億人の水 「争奪」から「持続可能」へ&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

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&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/02616062?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;水の大研究　不思議な世界をのぞいてみよう！ &lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

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&lt;div&gt;&lt;/div&gt;

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<dc:subject>環境</dc:subject>

<dc:creator>想い伝え隊</dc:creator>
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<item rdf:about="http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/2010/08/vol23-f5ed.html">
<title>Vol.23 橋本淳司　さん（前編）</title>
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<description>水の問題を伝えたい、考えてもらいたい</description>
<topimg>http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23-first_thumbnail_m.jpg</topimg>
<content:encoded>橋本さんは水ジャーナリストとして日本や世界の水問題を取材し、水をテーマに執筆活動を行っておられます。同時に「水の授業」を開催して子どもたちだけではなく親の世代にも水の大切さや世界各地の水事情を伝える活動をされています。公正で持続的な水利用を願って活動される橋本さんの原点は？そして今後の計画は？　夏休み中に開催された大地を守る会主催の「みずのじゅぎょう」を終えた橋本さんにお話を伺いました。&lt;h3&gt;――「水の授業」大変お疲れ様でした。水の循環という概念と課題が理解しやすくて大人でも納得させられることばかりでした。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;子どもたちの環境意識は想像以上！&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23-photo1.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【子どもたちの環境意識は想像以上！】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;日本では「水」というと、多くの人は身近に見える水のことを意識します。例えばおいしい水が飲みたいとか、体に悪いものが入っていないか、といった風に。ところが、自分たちが流す水については意外と意識していない。日本人は、水の循環の中で自分がどういう循環に関わり、影響を与えているのかということはあまり考えていないんですね。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――日々の生活で常に水の循環を意識しているかというと確かに自分も含めそうではないような・・。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;水は循環しているので、流す水を意識しないでいると必ず自分に戻ってくるってことになります。自分たちがどういう水の循環の中で生活しているのかということをまず考えてもらう、これは子どもたちだけではなく大人向けの授業でも同じなんです。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――日本で生活しているとつい水との関わりの認識が甘くなってしまうようです。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;日本は世界的にも珍しい特殊な水事情を持つ国です。そのひとつが、日本には国際河川がないということです。私たち日本人は、河川の上流にある他国の水の汲みすぎや汚染物質のたれ流しで国としてストレスを受けた経験がありません。中国、ベトナムを中心としたアジアの水の少ない地域ではこういうことが現実に起きていて国際紛争の火種になっています。このような地域では流域の中で水をどういう風に使っていくかということを真剣に考えざるを得ないんですね。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――さて、授業のワークショップでは、子どもたちはすっかり水の循環の世界に入り込んで真剣に考え、話し合っていましたね。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-left&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;水の旅から水の循環を考えます&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23-photo2.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【水の旅から水の循環を考えます】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;水の授業では、まず、水の姿を目の前の液体だけと考えるのではなくて固体や気体の水もあることを認識してもらいます。そして森、地下水、川といろんなところで水はつながっているという大きな流れに気づき、自分がどういう風に水と関わっているのかを知ってもらう。いろいろな関わりがわかってくると子どもたちも面白いようです。とにかく自分で考えてもらう。本当は僕から伝えたいことがもっとたくさんあるんですけれども、それよりも何が問題なのかというのを子どもに出してもらうのです。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――学校の授業も同じパターンで実施されているのですか。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;小学校の授業では１２時間のカリキュラムを組んでいるところもあります。まず、世界の水道事情や水の循環の中で自分たちがどういう水を利用しているのかというようなことを僕が話す。次に先生が授業をやる。その後で、僕と一緒にダムや浄水場などの水道施設の見学に行く。そして最後に研究発表をしてもらう、というスタイルです。発表のテーマ設定は自由で、とにかくこの授業の中で一番印象に残ったことを誰かに伝えて欲しい、これは伝えるための研究発表だよ、と子どもたちに言っています。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――小学生にとっては少し難しい作業なのではないでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;子どもの発表に同じ目線で耳を傾ける&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23-photo3.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【子どもの発表に同じ目線で耳を傾ける】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;子どもたちの発表方法は実にさまざまで創意工夫に満ちています。水の大切さを歌にして表現する子もいれば、演劇的なものを作る子もいる。水の循環のすごろくや、プラスチックのケースで装置みたいなのを作った子もいます。知識だけあっても水の問題は解決できない。やはり自分で考えることが今後のアクションを起こすためのトリガーになると思うんです。僕は、そういう見方や考え方を提案している感じです。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――さて、話は変わりますが橋本さんの活動の原点といいますか、水に興味を持たれたのはどういうことがきっかけだったのでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;僕の生まれ育った館林は利根川、渡良瀬川や沼がすぐ近くにあって、子どもの頃の遊び場はいつも川とか沼でした。毎日のように「川行こうぜ」「沼行こうぜ」と友達と楽しく遊んでいました。水に囲まれ水と親しむということが原体験として刷り込まれていったんですね。そして大学に入学して荒川区のアパートで初めて飲んだ水道の水があまりに不味くてショックを受けた。まるで金魚鉢の水のような味でした。嫌だなあと思ったのと同時に水道の味は場所によってずいぶん違うんだということにあらためて気づいたんです。それから、いろいろなところの水を飲みたくなって浄水場巡りを始めました。全国３００カ所くらい回りました。大学生としてはマニアックな趣味ですね。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――水ジャーナリストとしての活動はいつ頃からですか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;大学を卒業後、出版社勤務を経て自分でものを書く仕事を始めた頃に、たまたまでしたが、「あんた水のこと好きなんでしょ？」と言ってくださる方がいて水の取材の話がありました。国内でいろんな水や百名水の取材をしに行ったりとか、海外のミネラルウォーターをレポートしたりとか。ちょうど海外から日本にミネラルウォーターが入ってくる頃でした。９３年だったと思います。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――確かに次々と発売されるミネラルウォーターが気になっていた時代でしたね。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;そうですね。日本において水を買うことがふつうのこととして広まり始めた頃です。その後、フランスのヴィッテルにミネラルウォーターの取材に行き、フランスでは効能がある水を飲むことが医療行為として認められている、というようなことを雑誌などに書いたらすごく反響があり、読者からいろいろな問い合わせを受けるようになりました。最初は良かったのですが相談内容がだんだんとエスカレートして…。「糖尿病に効く水は？」とか、「うつ状態にある私はどういう水を飲んだらいいか」みたいな問い合わせが来るようになり、これは何か違うな、と思い始めたのです。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――とおっしゃいますと？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;僕はちょうどこの頃、パキスタンとかバングラディッシュなどにも取材で行っていた時期でした。バングラディッシュでは水道水を飲んで子どもがヒ素中毒になっていたり、パキスタンでは町の生活排水が流れ込んだ水を飲んでいた子どもたちがお腹をこわして死んだりする悲惨な現実を見ていました。明日の水がなくて、どうしたらいいか悩んだり死んだりしている厳しい世界がある一方で、おいしい水、健康にいい水の問い合わせにペラペラとしゃべっている自分は何なのだろうと、そのギャップを受け止められなくなってしまった。自分はいったい何を伝えたいのかがわからなくて本当に悩みました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――解決の糸口はどのようなことだったのでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;視点の変化だと思います。アジアの水もお金もない地域には、飲み水にもこと欠くくらい本当に水を必要としている人たちが居る。僕は、まずそういう人たちの水の問題を伝える必要があるのではないかと思うようになりました。するとそれ以降、取材をするときのスタンスが変わって来たのです。世界中でどんな水問題があるのか、そしてそれを解決していくためにはどういう考え方や方法があるのかというところに力点を置いて取材するようになりました。そこにポジションを置くようになったら、少し楽になったというか…。自分の中で抱えていた変な矛盾みたいなものを解消できたという感じがしました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――橋本さんの水と人への愛情を感じるお話ですね。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;やさしく語りかけ考えを導きだす&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23-photo4.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【やさしく語りかけ考えを導きだす】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;水の利用法とか、人間がどう水の恩恵を受け続けるかということを考えていくと、２０世紀的な、水を使って、使い終わったら流す、というような単純で自己中心的ではない方法が求められているんだと思います。そのためには皆が問題を共有して、考えることが必要だと思います。水の授業などでも、自分がこうだと思っていることばかりを伝えるのではなく考える場を作りたい。自分の仕事はそこなのかな、場が提供できれば良いのかな、と考えています。&lt;/p&gt;

&lt;div class=&quot;entry-body-text&quot; style=&quot;BACKGROUND-COLOR: rgb(255,255,206)&quot;&gt;&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;橋本さんはいろいろなエピソードを交え終始にこやかにお話をして下さいました。穏やかに話される中にも人々に水の大切さをどう伝えるか、いかに水の問題を考えてもらうかを追求される強い想いを感じました。後編では、最近の水に関する課題や今後の活動への抱負などを伺います。&lt;/p&gt;

&lt;p class=&quot;more&quot;&gt;ｂｙ ニフティ「想い伝え隊」岡本、宮坂&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div id=&quot;PR&quot;&gt;&lt;h3&gt;&lt;img height=&quot;35&quot; alt=&quot;「橋本淳司」さんからのお知らせ&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23_pr_ttl.gif&quot; width=&quot;500&quot; /&gt;&lt;/h3&gt;

&lt;h3&gt;関連サイトの紹介&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●「みずのがっこう」&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;橋本淳司さんが副校長をつとめる「みずのがっこう」（Think the Earthプロジェクト主催）&lt;br /&gt;からのお知らせです。&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.thinktheearth.net/jp/waterplanet/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.thinktheearth.net/jp/waterplanet/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●アクアスフィア　橋本淳司事務所のホームページ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.aqua-sphere.net/index.html&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.aqua-sphere.net/index.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;関連書籍の紹介&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;橋本さんの著書をご紹介します&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03267976?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;６７億人の水 「争奪」から「持続可能」へ&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol23_book1.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/td&gt;

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&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/02616062?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;水の大研究　不思議な世界をのぞいてみよう！ &lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

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&lt;div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>


<dc:subject>環境</dc:subject>

<dc:creator>想い伝え隊</dc:creator>
<dc:date>2010-08-11T19:48:46+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/2010/06/vol22-4477.html">
<title>Vol.22 駒崎弘樹　さん（後編）</title>
<link>http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/2010/06/vol22-4477.html</link>
<description>「働き方」を革命し、日本を変えよう</description>
<topimg>http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22-later_thumbnail_m.jpg</topimg>
<content:encoded>「日本社会に役立ちたい」という想いでＩＴベンチャー企業からＮＰＯへ転身、経済的に成り立ち、かつ、人の助けになるようなそんなビジネスモデルを作りたいと、病児保育問題の解決に取り組むＮＰＯ法人フローレンスの代表として活躍される駒崎さん。後編では自らの体験をもとに、働き方を変えること（「働き方革命」）で見えてきた世界についてお話しいただきます。&lt;h3&gt;――フローレンスには「病児保育事業」の他にも「働き方革命事業」「伝える変える事業」を展開されていらっしゃいます。「働き方革命事業」や「伝える変える事業」というのは名前からすると病児保育と関係がなさそうに思えるのですが、それぞれどのような活動をされていらっしゃいますか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;「病児保育事業」は「子どもが病気になったときの預け先がない」という問題を解決するための対処療法です。問題には常にそれを生み出してしまう構造があって、対処療法だけでなく、構造から変える必要があると思います。「子どもが病気になったときの預け先がない」という問題の裏には「子どもが病気でも休むことの許されない会社や働き方」という構造があり、そこを変えようとしない限り、いつまでたっても問題は解決されません。「働き方革命事業」では、仕事と子育ての両立が「当たり前」の社会になるような働き方を提案しています。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――つまり、世の中のしくみを変えていこうという取り組みですね。「伝える変える事業」というのはどういう活動ですか？&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-left&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;事業内容について説明する駒崎さん&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22-photo4.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【事業内容について説明する駒崎さん】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;「待機児童」は、認可保育所への入所を希望するけど、入所できない小学校就学前の児童というのはみなさんすでにご存知だと思いますが、「病児保育」というのは、まだまだ保育の中ではマイナーなことで、言葉自体を知らない方も多いと思います。&lt;br /&gt;フローレンスの活動をどんどん広めることで、「病児保育」という言葉も知ってもらい、社会問題のひとつだと認識してもらうことは、とても意味のあることだと思っていますまた、あわせて「病児保育」、もっと広く言うと「子育て」をポジティブにとらえてもらうようなメッセージを発信することで、「子育て＝楽しい」というような社会の「ノリ」ができるといいかなとも思っています。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――「働き方革命事業」の紹介ページには、駒崎さんご自身やフローレンスのみなさんの経験をもとにした、働き方改革のためのノウハウを公開されていらっしゃいます。“革命前”の駒崎さんは現在のように定時退社経営者ではなかったということですね。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;そうですね。&lt;br /&gt;当時は、ＩＴベンチャー時代に負けず劣らず、仕事Onlyの日々を送っていました。ＮＰＯを起業して食っていけるようになって日本のＮＰＯに対する認識を変えてやろうじゃないかという思いが僕を支えていたので、仕事のために常に忙しくても全く苦ではなく、むしろ、忙しいことに誇りを感じているような有様でした。&lt;br /&gt;今思うと、多忙だったゆえに、社内のコミュニケーションが減り、不機嫌になって、確実に、社内をはじめ僕のまわりの人たちにいろいろな悪影響を与えてしまっていました。 &lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――忙しいことは目標達成のためには当然だとお考えになっていた駒崎さんが、働き方を変えてみようと思われたきっかけは何だったのでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;いろいろなことが影響しています。&lt;br /&gt;まずは、身近な友人・知人が仕事に忙殺されてメンタルになったという事実。&lt;br /&gt;そして、フローレンスの優秀な社員が、専業主婦を希望する夫のために退職したこと。「今どき女の人だけが家事をするなんてナンセンスだ」と思いながらも、もし自分が結婚したらと考えてみると、果たして家事や子育てのために時間を割くことができるのか?!･･･全く自信はありませんでした。&lt;br /&gt;いろいろと悩んでいる中、ある方からビジネスパーソン向けのリーダーシップ研修をすすられました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――そのリーダーシップ研修で働き方を変えるための気づきを得られたわけですね&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;駒崎さんの著書「働き方革命」&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22-photo5.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【駒崎さんの著書「働き方革命」】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;研修の時期が年末という慌ただしい時期だったのと、当然、仕事に追われる毎日を送っていたので、どうしようか迷ったのですが、自分自身の働き方や経営者としてのマネジメントの仕方、社員の働かせ方をどうすればいいのかという悩みに対するヒントが何か掴めないかという思いで研修に参加しました。&lt;br /&gt;研修では「思い込みをはずして、目標とするライフビジョンを見つけて、目標は必ず具体的にイメージできるような表現にして繰り返し自分にすり込む」ということを教わりました。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――目標とするライフビジョンはすぐに描くことができましたか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;これがかなり大変でした。というか、まずは“自分がなりたい自分”探しからですが、あたらためて個人的なビジョンを設定しようとすると、気恥ずかしいというかなんというか･･･。例えば、そのうちのひとつを紹介すると「私は朝9時～夜6時で働き、十分に成果を出している。そして残った時間はライフビジョンの実現のために投資し、そのプロセスにいつもワクワクしている。」なんか、自己啓発野郎の台詞ですね（笑）&lt;br /&gt;研修で習ったとおり、自分が設定したビジョンを繰り返し見られるよう、僕は、自分宛てにこれらのビジョンが毎日メールで届くようにしてみました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――細かくライフビジョンを設定したら、あとは実行ですね。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;研修から戻って、この9時～6時を実行してみました。まずは、使える9時間から、会議などの時間を差し引いて、残りの時間の中で何をすべきか考える。これをやらなきゃマズいっていう仕事、つまりそれが、僕がしなければいけない仕事。僕はとにかく、やらなければいけないと決めた仕事を終え、6時に会社を出ました。なんか、やり残したような不思議な感覚がありましたが、「困った、助けてください」という電話もメールも一切ありませんでした。定時退社を試みて、仕事のやり方を効率化できた上に、時間と心に余裕を持つことができました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――駒崎さんの定時退社に対する社員の方の反応はいかがでしたか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;特に何もありませんでした。むしろ、僕が定時でいなくなると、まわりにも帰りやすい雰囲気が生まれたようです。&lt;br /&gt;僕は、自分自身の仕事の効率化にトライし、うまくいけばまわりの社員にもやってもらうというような感じで働き方革命を社内にどんどん広めていきました。そうしていくうちに、社員の仕事の効率化はもちろん、気持ちに余裕のできた自分と社員とのコミュニケーションがよくなるというようないい面が見えてきました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――「働き方革命事業」として提案している「働き方.net」は、そういった、ご自身や社員の方の経験から生まれたノウハウなんですね。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;「人間力大賞」を授賞された駒崎さん&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22-photo6.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【「人間力大賞」を授賞された駒崎さん】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;はい。働き方革命に書いてある施策を試す前までの僕は、闇夜の泥道を這うようは働き方をしていたように思います。ゴールがどこかわからないけど、とにかく前進しなければという気持ちで、闇雲に動き続ける。そういう働き方は疲れるけどなかなか前へは進まない。&lt;br /&gt;働き方革命で、効率化を図った今のやり方は、晴れたハイウェイを車で走るような感覚です。時々はガソリンスタンドに寄って、燃料を補給し、ゴールまで故障しないかどうかチェックしながら進む、そういう感じです。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――リーダーシップ研修では、働き方だけでなくライフビジョンを描かれたと思いますが、その他のライフビジョンはどうなりましたか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;もちろん、それぞれのライフビジョン実現のためにアクションを起こし、前進しています。ライフビジョンを設定するときに気づいたのですが、「働く」にはいろいろな意味があると思います。職場での「働く」、家庭での「働く」、自分を含めた地域や社会での「働く」。それぞれの「働く」で自己実現できるし、それぞれがとても楽しいと思っています。&lt;br /&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;div class=&quot;entry-body-text&quot; style=&quot;BACKGROUND-COLOR: rgb(255,255,206)&quot;&gt;&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;働くことを、プライベートも含めて他社に価値を与える（傍を楽にする）ことすべてを「働く」と考えて、「働く」スタイルをどんどん変えていくのが、本当の「働き方革命」なんですとお話しされる駒崎さん。「働き方革命」のために、まずは自分自身を見つめ直し、どういう自分になりたいのかを考えることが大切だと思いました。貴重なお話をありがとうございました。&lt;/p&gt;

&lt;p class=&quot;more&quot;&gt;ｂｙ ニフティ「想い伝え隊」高沢、宮坂&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div id=&quot;PR&quot;&gt;&lt;h3&gt;&lt;img height=&quot;35&quot; alt=&quot;「駒崎弘樹」さんからのお知らせ&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22_pr_ttl.gif&quot; width=&quot;500&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/h3&gt;

&lt;h3&gt;関連サイトの紹介&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●NPO法人フローレンスのホームページ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.florence.or.jp/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.florence.or.jp/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●Days like thankful monologue&lt;br /&gt;&amp;nbsp; 病児保育のNPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹のblog&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://komazaki.seesaa.net/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://komazaki.seesaa.net/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;h3&gt;関連書籍の紹介&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;駒崎さんの著書および関連書籍をご紹介します&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td valign=&quot;top&quot; width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03116494/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22_book1.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03116494/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;p&gt;価格：700 円（税込）&lt;br /&gt;ISBN ： 978-4-480-06486-8&lt;br /&gt;出版社：筑摩書房&lt;br /&gt;発行年月：2009/5/7&lt;/p&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;br /&gt;&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/02936344/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;「社会を変える」を仕事にする～社会起業家という生き方～&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22_book2.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/02936344/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;「社会を変える」を仕事にする～社会起業家という生き方～&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;p&gt;価格：1,470円（税込）&lt;br /&gt;ISBN ： 978-4-86276-018-0&lt;br /&gt;出版社：英知出版&lt;br /&gt;発行年月：2007/11/6&lt;/p&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;br /&gt;&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03067780/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;あなたには夢がある～小さなアトリエから始まったスラム街の奇跡&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22_book3.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03067780/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;あなたには夢がある～小さなアトリエから始まったスラム街の奇跡&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt; &lt;br /&gt;ビル・ストリックランド著&amp;nbsp; &amp;nbsp;ヴァンス・ローズ著&amp;nbsp; &amp;nbsp;駒崎 弘樹訳&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;p&gt;価格：1,680円（税込）&lt;br /&gt;ISBN ： 978-4-86276-042-5&lt;br /&gt;出版社：英知出版&lt;br /&gt;発行年月：2008/12/2&lt;/p&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;

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&lt;div&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>


<dc:subject>育児・教育</dc:subject>

<dc:creator>想い伝え隊</dc:creator>
<dc:date>2010-06-24T09:36:22+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/2010/06/vol22-e70b.html">
<title>Vol.22 駒崎弘樹　さん（前編）</title>
<link>http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/2010/06/vol22-e70b.html</link>
<description>「社会を変える」を仕事にする</description>
<topimg>http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22-first_thumbnail_m.jpg</topimg>
<content:encoded>学生時代、ＩＴベンチャーの経営者として活躍しつつも、「自分は何をしたいのか？」という疑問を持ち、その疑問を解決すべくＮＰＯへの転身を決意。その後、ＮＰＯ法人フローレンスの代表理事として病児保育の問題に取り組み、育児と仕事が両立できる社会づくりを目指す駒崎さんに、事業で社会的課題を解決する社会的企業（ソーシャルビジネス）についてお話を伺いました。&lt;h3&gt;――最初に、駒崎さんが代表理事をされているＮＰＯ法人フローレンスの活動内容についてお聞かせください。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;「子どもが病気になったときの預け先がない」というのは、育児と仕事を両立させようとされているお父さん、お母さんにとっては、保育園が足りないと騒がれている待機児童の問題と同じくらい重要な問題です。ＮＰＯ法人フローレンスでは、この「病児保育」の問題を地域の力で解決しようと、地域密着型の病児保育事業を展開しています。地域の小児科医や、子育てベテランママの協力を得ながら、サービスを提供しています。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――事業ということは、ＮＰＯ法人として有料のサービスを展開されているということでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-left&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;活動内容について説明する駒崎さん&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22-photo1.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【活動内容について説明する駒崎さん】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;そうですね。ＮＰＯ「Not-for-Profit Organization」（非営利団体）という言葉から、日本では ＮＰＯ＝ボランティア団体の延長もしくは政府からの補助金で成り立つ組織というイメージが広く浸透しているせいか、無料サービスのイメージでお問い合わせをいただくこともありますが、フローレンスが提供しているのは「保険共済型」の病児保育サービスです。月会費を払っていただき、必要なとき、つまりお子様が病気になったときには、無料もしくは格安でお子様をお預かりするというしくみです。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――ＮＰＯの代表をされる前は学生でＩＴベンチャーの経営者を経験されていらっしゃいますが、そのＩＴベンチャーはご自身が立ち上げられたのですか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;いや、2002年、当時まだ大学3年生だったある日、大学の後輩から、会社の経営に興味がありませんか？と誘われ、ＩＴベンチャーに参画しました。最初はわからないことだらけでしたが、とにかく見様見真似でがむしゃらにやっているうちに、売り上げも上がるようになってきたという感じです。学生の僕が、大企業の偉い人にプレゼンテーションをして大きな仕事がとれたりするという経験は、自分が特別扱いされているような気分にさせてくれました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――経営されていたＩＴベンチャーは軌道にのり、事業もどんどん拡大されていかれる中、そのまま企業の経営を続けようとは思われなかったのでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;社長として活動し、人脈もひろがっていく中、20歳代後半の起業家の先輩方と交流すると必ず「ＩＰＯ（株式公開）」という言葉が出てくるんです。2003年というと、新興ＩＴベンチャーが株式を公開して、若くして多くの資産を築き上げるというのがある種ブームにもなっていました。一方、僕は「ＩＰＯって何ですか？」と質問し唖然とされたこともあるくらいで、そもそも会社をＩＰＯしようとは思っていませんでしたが、ＩＰＯを目標に着々と準備を進めるまわりの起業家に影響され、「自分は会社をどうしていきたいのだろう？」と考えるようになったのです。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――いろいろと考えられた末に、ＮＰＯへの転進を決められたということですね。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;はい。お金持ちになって華やかな生活に憧れがないというと嘘になるのですが、がむしゃらに働いて、ＩＰＯして、当時の流行語にもなった「六本木ヒルズ族」になることが夢なのか・・・？と考えるうちに「自分のやりたいことは何なのか？」と自分自身の気持ちを整理したくなって、温泉にこもりました。一人になって、自分自身に向き合って、じっくり考えた末にたどり着いた結論が「社会のためになることをやりたい」ということでした。言葉にするとすごく恥ずかしいのですが、いろいろ考えて、「日本社会に役立ちたい」と思っている自分に気づかざるを得ないというか。。。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――世の中「社会のためになること」はいろいろとあると思いますが、ＮＰＯで活動されようと思われたのはどうしてですか？&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;日本社会に役立ちたいと語る駒崎さん&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22-photo2.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【日本社会に役立ちたいと語る駒崎さん】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;最初、社会のためになること＝ボランティア活動だ！とひらめいたのですが、すぐに、自分自身の中でボランティアは職業にはならないだろうという結論を出していました。どうすればいいのかわからず、パソコンの検索画面で関連がありそうなキーワードを入れてみたらアメリカのあるＮＰＯのホームページにたどり着きました。驚いたのは、そのホームページはサイト制作をする自分たちの会社のホームページよりも格好いい！さらに調べていくうちに、アメリカのＮＰOは「運動によって社会問題を解決する」という姿勢から「事業によって社会問題を解決する」ソーシャルエンタープライズ（社会企業）にシフトしているということを知ったんです。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――事業によって社会問題を解決する「社会起業家」ですね。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;はい。これなら、2年間、会社経営をやってきた僕にもできる、いや僕だからこそできることだ！と確信しました。が、社会の問題で事業を解決する！と思い立ってみたものの、何の問題を解決しなければいけないか･･･ということで僕の頭の中はいっぱいになりました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――現在、「病児保育」の問題を解決するための活動をされていらっしゃいますが、当時、結婚されていない、お子さんもいらっしゃらない駒崎さんが「病児保育」に着目されたのは何か理由がありますか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;僕の母親がベビーシッターをしていて、その依頼主が子どもの病気を看病するために会社を長めに休んだら解雇されたという話を聞いたのがきっかけです。熱のある子どもを看病することは当たり前のことなのに、どうしてだろうと思いました。それをヒントに｢病児保育｣のニーズや実態を調査することからはじめていきました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――フローレンスの事業は‘05年からスタートされていますが、準備期間は順風満帆だったのでしょうか？&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-left&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;病児保育をするための準備をする駒崎さん&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22-photo3.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【病児保育のための準備をする駒崎さん】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;いえいえ。いろいろなことがありました。そもそも、結婚もしていない、子どももいない僕が「保育」の問題に取り組んでいるということで、なかなか理解が得られない。&lt;br /&gt;事業化にはいたらなかったのですが、以前、商店街の空き店舗を利用した「商店街病児保育」というのも考えたことがあります。地元の商店街や小児科医などもろもろ順調に準備が進み、あとは施設を整備するだけという段階で区からの助成金が得られなくなってしまい、計画もストップとなってしまいました。かなり落ち込んでいた僕に、僕たちを支援してくれている団体の代表からの「本当にやりたいことは何だったのか？（病児保育問題を解決したかったのか?病児保育の施設を作りたかったのか？）」という一言に励まされ、今のフローレンスのモデルにたどり着きました。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――「日本社会に役立ちたい」という想いでＩＴベンチャー企業からＮＰＯへ転進、駒崎さんご自身の目的は達成されましたか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;はい。経済的に成り立ち、かつ、人の助けになるようなそんなビジネスモデルを作りたいと思ってはじめたのがフローレンスです。サービスの利用会員の方からお礼や励ましのメッセージをいただくと、本当によかったと思います。これからも、経済的に自立し社会のインフラとして機能できるＮＰＯを目指していきたいと思うとともに、僕にできることはまだまだあると思っています。&lt;br /&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;div class=&quot;entry-body-text&quot; style=&quot;BACKGROUND-COLOR: rgb(255,255,206)&quot;&gt;&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;社会的問題を事業によって解決するソーシャルベンチャーという概念は、日本ではまだ生まれたばかりであり、自分たちがパイオニアでありたいと語る駒崎さん。座右の銘はガンジーの言葉「あなたが見たい変革にあなた自身がなりなさい」と話される駒崎さんに、後編では働き方を変えること（「働き方革命」）で見えてきた世界についてお話しいただきます。&lt;/p&gt;

&lt;p class=&quot;more&quot;&gt;ｂｙ ニフティ「想い伝え隊」高沢、宮坂&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div id=&quot;PR&quot;&gt;&lt;h3&gt;&lt;img height=&quot;35&quot; alt=&quot;「駒崎弘樹」さんからのお知らせ&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22_pr_ttl.gif&quot; width=&quot;500&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/h3&gt;

&lt;h3&gt;関連サイトの紹介&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●NPO法人フローレンスのホームページ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.florence.or.jp/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.florence.or.jp/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●Days like thankful monologue&lt;br /&gt;&amp;nbsp; 病児保育のNPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹のblog&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://komazaki.seesaa.net/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://komazaki.seesaa.net/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;h3&gt;関連書籍の紹介&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;駒崎さんの著書および関連書籍をご紹介します&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td valign=&quot;top&quot; width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03116494/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22_book1.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03116494/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;p&gt;価格：700 円（税込）&lt;br /&gt;ISBN ： 978-4-480-06486-8&lt;br /&gt;出版社：筑摩書房&lt;br /&gt;発行年月：2009/5/7&lt;/p&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;br /&gt;&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/02936344/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;「社会を変える」を仕事にする～社会起業家という生き方～&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22_book2.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/02936344/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;「社会を変える」を仕事にする～社会起業家という生き方～&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;p&gt;価格：1,470円（税込）&lt;br /&gt;ISBN ： 978-4-86276-018-0&lt;br /&gt;出版社：英知出版&lt;br /&gt;発行年月：2007/11/6&lt;/p&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;br /&gt;&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03067780/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;あなたには夢がある～小さなアトリエから始まったスラム街の奇跡&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol22_book3.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03067780/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;あなたには夢がある～小さなアトリエから始まったスラム街の奇跡&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt; &lt;br /&gt;ビル・ストリックランド著&amp;nbsp; &amp;nbsp;ヴァンス・ローズ著&amp;nbsp; &amp;nbsp;駒崎 弘樹訳&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;p&gt;価格：1,680円（税込）&lt;br /&gt;ISBN ： 978-4-86276-042-5&lt;br /&gt;出版社：英知出版&lt;br /&gt;発行年月：2008/12/2&lt;/p&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;

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&lt;div&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>


<dc:subject>育児・教育</dc:subject>

<dc:creator>想い伝え隊</dc:creator>
<dc:date>2010-06-16T09:04:56+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/2010/04/vol21-6f7a.html">
<title>Vol.21 木山啓子さん（後編）</title>
<link>http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/2010/04/vol21-6f7a.html</link>
<description>世界中の一人一人が幸せになれるようなサポート</description>
<topimg>http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol21-later_thumbnail_m.jpg</topimg>
<content:encoded>「知る」「行動する」「忘れない」「続ける」「伝える」の５つのアクションをみんなで起こせば、世界は必ず変えられると信じて国際支援の活動をされていらっしゃる国際協力NGO JEN(ジェン)の事務局長／木山さん。後編では木山さんに活動を行うこととなったきっかけやいろいろな経験を通して至った人生観などについてお話をお伺いしました。&lt;h3&gt;――木山さんご自身が国際支援の活動を行うようになったきっかけについて教えてください。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;スリランカでの木山さん&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol21-photo6.JPG&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【スリランカでの木山さん】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;目の前にあることを一生懸命やっているうちに、今の活動をしていたって感じなんです。メーカーに勤務後、米国に留学、帰国して国際協力機構(JICA)の下請け会社で働いていましたが、強いて言えばそこで全く仕事ができない、使えないスタッフだったことが最大のきっかけかも知れません(笑)。 &lt;br /&gt;いろいろな取材を受けるようになり、毎回のように「きっかけは？」と聞かれるうちに「小さい頃から人の役に立つことに興味があったのかなぁ」ということに気づきました。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――JENの立ち上げ期から旧ユーゴスラビアの地域代表として活躍されたとお聞きしておりますが、そんな木山さんが使えないスタッフというのは過小評価ではありませんか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;いや。当時の自分の仕事ぶりを今の自分が振り返ると、やはり使えないスタッフだと思います。クビ同然で国際協力機構(JICA)の下請け会社を退職することになり、どうしようと悩んでいたところに友人が「そんな悩んでないで、現場でいろいろ経験してきたらどうなの？」と言ってくれ、NGOの門を叩くことになったんですね。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――国際支援で現地に行くことについて、危険なんじゃないかという心配や不安はありませんでしたか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;ないんです。私の場合、何をするときもそうなんですが、そんなにすごいことだと思わずに飛び込むんですね。何か困難が好きみたいで、チャレンジングなことがあると一生懸命やりたくなっちゃうみたいです。階段を上がるような感覚かな…。 &lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――階段ですか？&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-left&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;202&quot; alt=&quot;木山さんがイメージされる「学びの階段」&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol21_manabi1.jpg&quot; width=&quot;266&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【木山さんがイメージされる「学びの階段」】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;私は「学びの階段」と呼んでいるんですが、、、。ある崖をイメージしてください。崖が遠くにあるときはその上にある光って見えますよね。でも、崖に近づけばその光が見えなくなる。で、その崖を登り切ればまた光が見えてくる。見え方は崖の下にいたときとは違って見えるはずです。つまり新しいステージですね。そういう崖がいくつも続いてるのが学びの階段です。楽々上れる崖もあれば、上るのが大変な崖もある。上るのが大変な崖は後戻りしたりもする。崖を一生懸命上って登り切ると新しいステージが開ける。私は人生をそんなふうに捉えています。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――階段を上ることつまり目の前にある目標に向かって一生懸命がんばるっていう人生ですね。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;そうですね。できなかったらできないで、実力が足りなかっただけのことと思うようにしています。今だから言えるんですけど、実力が足りないことは恥ずかしいことでも何でもないと思えるようになりました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――そんなふうに考え方を変えることができたのはどうしてですか？&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;数年前に出会った中国古典の先生のおかげです。その先生が「生きてるだけで満点」と教えてくれたんです。私自身、自己否定が強かったものですから、最初はとてもそうは思えなかったんです。何かやっても上手くできない、できないなんて私はダメな人間なんだと思っていたんですが、そうじゃない、できない私も満点なんだというふうに先生に思わせていただくことができて、それからは何かをやって失敗しても、それでも生きてるだけで満点なんだ、それでいいんだと思うようになりましたね。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――その先生に出会われたきっかけを教えてください。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;たまたま友人が誘ってくれたんです。自分の今までの人生、どこの分岐点を間違っても今の場所にいない。辛かった思い出やうれしかった思い出がなければ今ここにきていないと思います。今がこんな幸せと思えたら、過去辛かった一つ一つの出来事もよかったと思えます。 &lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――木山さんのブログのタイトルに書かれている「曲則全、枉則直」というのも老子の道徳経に書かれている言葉とお伺いしましたが、どんな意味か教えてください。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-right&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;木山さんの作品が収録された本「仕事ってこういうことだったのか」&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol21-photo7.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【木山さんの作品が収録された本&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;br /&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;「仕事ってこういうことだったのか」】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;様々な解釈があるようですが、私は先生に教えていただいた解釈が好きです。老子は「人は元気で幸せに人生を全うするためにうまれてきた」と繰り返し教えていると先生はおっしゃいます。その表現の一つがこのフレーズで「曲がった木は木材にもテーブルにも使えないので伐採されないで天寿を全うできる。人間も仕事ができないと、あいつはほっとけ、みたいなことになって仕事をどんどん頼まれるようなこともなく、ストレスが溜まらず身体も壊さず、天寿を全うできる。」という意味だそうです。仕事ができるとかできないとか、失敗したとかしないとか、そういうことは宇宙から見れば本当に小さなこと。それよりも大切なことは、元気で幸せに生きること、ということです。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――「生きてるだけで満点」って素敵な考え方ですね。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;ダメなところがある私も生きてるだけで満点だって思えたら、ほかの人にも優しくなれるし、優しくすると、優しくしてもらえる。優しくしてもらえると感謝ができる。感謝ができたら幸せになれる。「あー、幸せってこういうことなんだ！」と今までの経験、つまりよかったことも辛かったことも何かこういろんなパーツが一つのところに収まったっていう感じがしました。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;――今までのお話を伺っていると、JENでの活動は木山さんが生きていかれる上での原動力になっているような印象を受けます。最後に今後の抱負についてお聞かせください。&lt;/h3&gt;

&lt;div class=&quot;photo-left&quot;&gt;&lt;div class=&quot;photo&quot;&gt;&lt;img height=&quot;200&quot; alt=&quot;JENが支援活動を行う避難民キャンプの様子&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol21-photo5.jpg&quot; width=&quot;270&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;center&gt;【JENが支援活動を行う避難民キャンプの様子】&lt;/center&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;JENの活動は自立を支えるということを通して、世界中の一人一人が幸せになることをサポートするということですので、本当に世界中の一人一人が幸せになれるように活動を続けていきたいなと思っています。そのためには、自立支援を質を落とすことなく広めていけるような現地スタッフをもっともっと育成していきたいなというのが今後数年間のテーマです。もし、日本の皆さんが、JENの活動を通して元気をもらってくれたりしたら、本当にうれしいです。&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;――本日はどうもありがとうございました。&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;div&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div class=&quot;entry-body-text&quot; style=&quot;BACKGROUND-COLOR: rgb(255,255,206)&quot;&gt;&lt;p&gt;すべてに一生懸命で、「今までの人生、どこの分岐点を間違っても今の自分はいない。そう思うと辛かった出来事もよかったと思える」とお話される木山さん。「困難が好き」と穏やかに話されていましたが、その裏には努力も楽しさの一部と変えてしまうパワーを感じました。「生きてるだけで満点」の考え方で、自分もまわりのみんなも幸せになれるようなアクションを起こしたいと思います。今日は素敵なお話をありがとうございました。&lt;/p&gt;

&lt;p class=&quot;more&quot;&gt;ｂｙ ニフティ「想い伝え隊」木皿、宮坂、高沢&lt;/p&gt;&lt;/div&gt;

&lt;div id=&quot;PR&quot;&gt;&lt;h3&gt;&lt;img height=&quot;35&quot; alt=&quot;「木山啓子」さんからのお知らせ&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol21_pr_ttl.gif&quot; width=&quot;500&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/h3&gt;

&lt;h3&gt;関連サイトの紹介&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●木山啓子の事務局長ブログ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://jenblog-keiko.blogspot.com/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://jenblog-keiko.blogspot.com/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●JENのホームページ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.jen-npo.org/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.jen-npo.org/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●チャリティ・ブック・プログラム「Chabo!（ チャボ ）」&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.jen-npo.org/chabo/about/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.jen-npo.org/chabo/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●スクールサポートプログラム「BOOK MAGIC（ブックマジック）」&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.jen-npo.org/bookmagic/index.html&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.jen-npo.org/bookmagic/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;●ハイチの緊急支援活動について&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://jenhp.cocolog-nifty.com/emergency/cat21785389/index.html&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://jenhp.cocolog-nifty.com/emergency/cat21785389/index.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;◆寄付にご協力ください◆&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.jen-npo.org/contribute/form01_1.php?country=s-hat&amp;amp;select1=0&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;http://www.jen-npo.org/contribute/form01_1.php?country=s-hat&amp;amp;select1=0&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;h3&gt;関連書籍の紹介&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;木山さんが出会われた中国古典の先生の本を紹介します&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td valign=&quot;top&quot; width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03256127/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;論語の一言&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol21_book3.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03256127/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;論語の一言&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;strong&gt;&lt;br /&gt;田口 佳史著&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;p&gt;価格：1,680 円（税込）&lt;br /&gt;ISBN： 978-4-334-97608-8&lt;br /&gt;出版社：光文社&lt;br /&gt;発行年月：2010/4&lt;/p&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;木山さんの作品が収録された本をご紹介いたします&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td valign=&quot;top&quot; width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03245300/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;仕事ってこういうことだったのか 先輩たちが教えてくれたこと&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol21_book1.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/03245300/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;仕事ってこういうことだったのか 先輩たちが教えてくれたこと&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;strong&gt;&lt;br /&gt;チーム２０Ｓ５編&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;p&gt;価格：1,365 円（税込）&lt;br /&gt;ISBN：978-4-7612-6669-1&lt;br /&gt;出版社：かんき出版&lt;br /&gt;発行年月：2010/3/9&lt;/p&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;br /&gt;&lt;table cellspacing=&quot;5&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;500&quot; border=&quot;0&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td width=&quot;100&quot; rowspan=&quot;2&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/02716142/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;サラリーウーマン幸せ研究所  ＷＯＲＫ編&quot; src=&quot;http://kouken-int.nifty.co.jp/blog/images/vol21_book2.jpg&quot; width=&quot;90&quot; align=&quot;absMiddle&quot; border=&quot;0&quot; complete=&quot;true&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/td&gt;

&lt;td&gt;&lt;a href=&quot;http://www.bk1.jp/product/02716142/?partnerid=nifty01&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;サラリーウーマン幸せ研究所 ＷＯＲＫ編&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;strong&gt;&lt;br /&gt;小林 由紀子編＋日経ＷＯＭＡＮ編&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;

&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;p&gt;価格：1,470円（税込）&lt;br /&gt;ISBN：4-532-16564-4 &lt;br /&gt;出版社：日本経済新聞社&lt;br /&gt;発行年月：2006/9&lt;/p&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;</content:encoded>


<dc:subject>国際</dc:subject>

<dc:creator>想い伝え隊</dc:creator>
<dc:date>2010-04-21T17:00:22+09:00</dc:date>
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